ゼットソード（2019年生、母ヴァージャー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、諏訪牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、平本敏夫によって770万円で落札された。

2歳（2021年）

8月6日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで踏ん張ったが、伸びてきたノースクロタカ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

8月19日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のはやぶさ特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

3歳（2022年）

4月20日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のカリビアンパールに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

5月11日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るビクトリールーラーを豪脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

5月27日、中1週で迎えた5戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のキモンリッキーに2馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

6月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の396.5万円以上（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月9日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般C1一二三（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた8戦目は、C1二三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、サランスクに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2023年）

1月27日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1二三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた10戦目は、オフト新潟賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

7月14日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた12戦目は、馬事畜産振興協議会賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1三四五（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月5日、中2週で迎えた14戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた15戦目は、ヴァーゴ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月6日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、バーバラ賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。