ツキノペルシア（1990年生、母サフアイアオブペルシア）
Tsukino Persia
1990.04.27
ツキノペルシア（1990年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールドレツト（当時11歳）と交配したサフアイアオブペルシアが23歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地28戦1勝2着1回、地方15戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
鈴木清厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1992年）
10月11日、デビュー戦は柴崎勇騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。
10月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
11月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で柴崎勇騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。
12月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴崎勇騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
3歳（1993年）
2月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴崎勇騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。
3月7日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴崎勇騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。
4月10日、中4週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴崎勇騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。
10月3日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴崎勇騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。
10月16日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柴崎勇騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったセイザンヒーローに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
10月31日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で柴崎勇騎手（9戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入った。
11月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で柴崎勇騎手（10戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のミナミノイルボンをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。
11月28日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は12戦連続で柴崎勇騎手（11戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。
12月12日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で柴崎勇騎手（12戦1勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。
4歳（1994年）
1月9日、中3週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で柴崎勇騎手（13戦1勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。
1月22日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で柴崎勇騎手（14戦1勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。
2月14日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で柴崎勇騎手（15戦1勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず15着に終わった。
3月6日、中2週で迎えた17戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。
3月20日、中1週で迎えた18戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。
5月1日、中5週で迎えた19戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。
5月22日、中2週で迎えた20戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく17着に終わった。
6月19日、中3週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。
7月3日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。
8月7日、中4週で迎えた23戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の出雲崎特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。
9月4日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。
10月30日、中7週で迎えた25戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の原町特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。
11月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた26戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。
12月3日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた27戦目は、菊川正達騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。
12月18日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊川正達騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。
5歳（1995年）
2月28日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月16日、中1週で迎えた30戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月12日、中3週で迎えた31戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリーチボーイから4馬身差の2着となった。
4月19日、連闘で迎えた32戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のエスジーバチェラーに3/4馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。
5月2日、中1週で迎えた33戦目は、一般B2ロ（中京(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた34戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月2日、連闘で迎えた35戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンシャープに半馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。
6月15日、中1週で迎えた36戦目は、野いちご特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で倉地学騎手（7戦2勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月4日、中2週で迎えた37戦目は、紅花特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で倉地学騎手（8戦2勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月27日、中2週で迎えた38戦目は、月見草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で倉地学騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月10日、中1週で迎えた39戦目は、なでしこ特別（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で倉地学騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のタマモグラントムに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
8月22日、中1週で迎えた40戦目は、ひまわり特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で倉地学騎手（11戦3勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったボンバーボーイから5馬身差の2着となった。
9月22日、中3週で迎えた41戦目は、尾崎章生騎手を鞍上に迎えて、りんどう特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリーコールに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。
10月12日、中2週で迎えた42戦目は、白菊特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾崎章生騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
6歳（1996年）
6月17日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた43戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾崎章生騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。