ウインドアベニュー（2019年生、母リスティアエーデル）

ウインドアベニュー（2019年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+通り。母母名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時14歳）と交配したリスティアエーデルが19歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2022年の摩耶山特別。

経歴

デビュー前

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

7月4日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた2戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた3戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

9月20日、中5週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は永野猛蔵騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

10月30日、中5週で迎えた5戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では伸びあぐねて17着に終わった。

12月18日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

3歳（2022年）

3月24日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の摩耶山特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタガノタンゴに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月10日、中1週で迎えた8戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた9戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた10戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

11月22日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、長尾翼玖騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた15戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4歳（2023年）

1月2日、中2週で迎えた16戦目は、C3二4歳以上（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長尾翼玖騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長尾翼玖騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

3月11日、中6週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた18戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、MuscoLighting賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3月21日、中0週で迎えた19戦目は、モルガナイト賞（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた20戦目は、オレンジプリンセス賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた21戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般B1四（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた22戦目は、アクエリアス賞（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2一（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、一般B2一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

9月10日、約3か月半の休み明けで迎えた25戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた26戦目は、盛岡市職員盛駿会会長杯（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

10月23日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大坪慎騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で大坪慎騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったヒラトミッチーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月4日、中1週で迎えた31戦目は、C2六組（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で大坪慎騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

デビュー前

橘友和厩舎（岩手）へ入厩。

12月24日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で大坪慎騎手（12戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

5歳（2024年）

3月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた33戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で大坪慎騎手（13戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた34戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

4月7日、連闘で迎えた35戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた36戦目は、吉野桜賞（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2（水沢ダート850m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。