テイエムキュアオウ（2012年生、母テイエムプリキュア）

テイエムキュアオウ（2012年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名より＋王」。毛色は栗毛。種牡馬のディープスカイ（当時7歳）と交配したテイエムプリキュアが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）タニグチ牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方21戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2015年の3歳。

経歴

デビュー前

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

8月9日、デビュー戦は荻野琢真騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

9月6日、中3週で迎えた2戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

3歳（2015年）

2月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は荻野琢真騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

3月29日、中4週で迎えた4戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るイエスマインドを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月19日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシゲルヒナマツリを鬼脚で3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコスモスピカに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったウインジラソーレに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月24日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた9戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシゲルダンジリにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

7月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は三村展久騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したラスキーヌを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（4戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったミスロンリーハーツに詰め切れず、7馬身差の2着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったサンベイルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた15戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

10月18日、中4週で迎えた16戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（3戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい3着に敗れた。

11月7日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（4戦2勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

11月21日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた18戦目は、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（5戦2勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた19戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

4歳（2016年）

1月23日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1900m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

3月5日、中5週で迎えた21戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。