トミケンボールド（2008年生、母アサクサマンテン）

トミケンボールド（2008年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勇敢、大胆」。毛色は栗毛。種牡馬のスキャン（当時20歳）と交配したアサクサマンテンが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下明博。戦績は、中央平地3戦0勝、地方3戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村下明博から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、富樫賢二によって157.5万円で落札された。

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

12月12日、デビュー戦は田中克典騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中克典騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

3歳（2011年）

1月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中克典騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

5月25日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田秀治騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヤマノテンジン決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。