ウイニングローリエ（2000年生、母ヤングアピール）

Winning Laurier

2000.03.11

ウイニングローリエ（2000年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時10歳）と交配したヤングアピールが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は谷山 和喜。戦績は、地方16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 16戦1勝 [1-2-1-12/16]
• 総賞金 国内: 289万円
• 生年月日: 2000年3月11日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 久保秀男 川崎
• 馬主: 川島貞二
• 生産者: 谷山 和喜
• 抹消情報: 地方：2005年10月1日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 3/4馬身

ベストレース

• レース名: 2歳
• 日付/馬齢: 2002年10月23日/2歳
• コース: 川崎ダート1400m 左
• 着順: 2着
• 人気: 7番人気
• 馬番/頭数: 6番/9頭
• 天候: 晴 17.5℃
• 馬場状態/馬場速度: 重/速
• レースラップ: 平均=13.0/ラスト=13.0
• 通過順位: 7-5-4-3
• 馬体重 増減: 411kg -1
• 出走間隔: 中2週
• 騎手 斤量: 久保勇 53.0kg

血統

概要

母のヤングアピールは中央平地10戦0勝。祖母のウインアピールは中央平地29戦6勝2着5回。曾祖母のウインローマは中央平地8戦0勝2着1回。父のウイニングチケットは中央G1・1勝（東京芝[2400m]）。

近親馬

• • 半従姉: マリアキラメキ 1990/JPN/ヤマニンスキー
  マリアキラメキ

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Nasrullah＝Rivaz	6*6*7*7×5	7.81%
き	Fairway＝Pharos	6*7×7*7*7	4.68%
牡	Nijinsky	4×3	18.75%
牡	Hyperion	5*6*7*7×7	7.03%
牡	Princequillo	6×6	3.12%
牡	Nearco	7*7*7×6*6	5.46%
牡	Menow	7*7×6	3.12%
牡	War Admiral	7×6	2.34%
牡	Prince Rose	7*7*7×7	3.12%
牡	Count Fleet	7×7	1.56%
牡	Man o' War	7×7	1.56%
牡S	Gainsborough	6*7*7	3.12%
牡M	Brumeux	5*7	3.9%
牡M	Swynford	7*7	1.56%
牡M	Bahram	7*7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 トニービン 1983 （IRE）		カンパラ 1976 （GB）	Kalamoun	ゼダーン
				Khairunissa
			State Pension	オンリーフオアライフ
				Lorelei
		Severn Bridge 1965 （GB）	Hornbeam	Hyperion
				Thicket
父 ウイニングチケット 1990 （JPN）			Priddy Fair	Preciptic
				Campanette
		マルゼンスキー 1974 （JPN）	Nijinsky	Northern Dancer
				Flaming Page
父の母 パワフルレデイ 1981 （JPN）			シル	Buckpasser
				Quill
		ロッチテスコ 1975 （JPN）	テスコボーイ	Princely Gift
				Suncourt
			スターロツチ	ハロウエー
				コロナ
母の父 ニゾン 1975 （USA）		Nijinsky 1967 （CAN）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
			Flaming Page	Bull Page
				Flaring Top
		Exit Smiling 1970 （USA）	Stage Door Johnny	Prince John
				Peroxide Blonde
母 ヤングアピール 1983 （JPN）			Chandelier	Goyama
				Queen of Light
		ダイハード 1957 （GB）	Never Say Die	Nasrullah
				Singing Grass
母の母 ウインアピール 1974 （JPN）			Mixed Blessing	Brumeux
				Pot-pourri
		ウインローマ 1967 （JPN）	トサミドリ	プリメロ
				フリツパンシー
			ローマ	Combat
				Roman Triumph

血統分類

• サイアーライン: ゼダーン系
• ファミリーナンバー: 19

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2004/02/05 川崎	ダ1400m 稍 晴	4歳	オーペルマ 2.6	9 / 10	2枠 2番	久保勇	53kg		10人	10-10-9-9	41.6 / 40.4	416	+8
2004/01/03 川崎	ダ1500m 良 晴	4歳	シャッターチャンス 3.3	12 / 14	5枠 8番	久保勇	53kg		11人	12-12-12-10	42.0 / 38.1	408	-3
2003/12/15 川崎	ダ1500m 重 晴	3歳	ヤヘイチャレンジ 1.9	8 / 10	1枠 1番	久保勇	53kg		4人	6-7-8-8	41.6 / 37.6	411	-3
2003/12/02 川崎	ダ1400m 不 晴	3歳	ケイアイルージュ 2.0	6 / 11	5枠 5番	久保勇	53kg		5人	11-8-6-5	40.7 / 40.6	414	+6
2003/11/06 船橋	ダ1500m 不 曇	3歳	ウツミブンブン 0.4	6 / 12	8枠 12番	沖野耕二	53kg		8人	11-11-10-10	38.0 / 38.7	408	-8
2003/10/31 川崎	ダ1500m 稍 曇	3歳	モエレビューティ 2.1	6 / 11	8枠 10番	沖野耕二	53kg		8人	11-11-11-9	39.1 / 38.3	416	+10
2003/10/03 船橋	ダ1600m 良 晴	ダリア特別	クマモトジョウ 0.9	6 / 14	5枠 7番	久保勇	53kg		8人	11-11-8-5	41.1 / 38.2	406	0
2003/09/16 川崎	ダ1400m 良 晴	3歳	(ボザール) -0.2	1 / 11	8枠 10番	久保勇	53kg		3人	8-8-7-4	40.5 / 39.7	406	+2
2003/09/01 川崎	ダ1400m 良 曇	3歳	ヤヘイチャレンジ 1.2	5 / 10	2枠 2番	久保勇	53kg		3人	8-9-7-6	39.6 / 40.9	404	-2
2003/08/14 大井	ダ1390m 不 雨	3歳	ダイマツマッハ 0.7	2 / 14	7枠 11番	久保勇	53kg		9人	11-10-10	39.2 / 39.2	406	-5
2003/07/21 川崎	ダ900m 稍 雨	3歳	オートチカラ 0.9	5 / 9	1枠 1番	久保勇	53kg		3人	3-5-5	38.4 / 36.6	411	+6
2002/11/14 川崎	ダ1500m 良 晴	2歳	モエギノマズル 2.7	10 / 14	3枠 4番	久保勇	53kg		8人	9-7-8-12	43.3 / 38.5	405	-6
2002/10/23 川崎	ダ1400m 重 晴	2歳	ナスノシルバー 0.2	2 / 9	6枠 6番	久保勇	53kg		7人	7-5-4-3	40.8 / 40.4	411	-1
2002/10/04 川崎	ダ1400m 良 晴	2歳	エンジェルボーイ 2.0	7 / 11	3枠 3番	久保勇	53kg		10人	3-5-3-7	43.3 / 39.0	412	+2
2002/08/13 川崎	ダ1400m 良 晴	2歳	メイプルスピカ 0.6	3 / 10	3枠 3番	久保秀男	53kg		7人	10-10-6-4	41.6 / 40.2	410	-8
2002/07/28 川崎	ダ900m 良 曇	2歳	ザマビューティ 2.6	5 / 8	6枠 6番	久保秀男	53kg		5人	8-8-8	38.4 / 38.1	418	0

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷山和喜から「北海道9月市場サラブレッド1歳」と「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

武井栄一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2002年）

7月28日、デビュー戦は久保秀男騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は418kg。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保秀男騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

10月4日、中6週で迎えた3戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、勝ったナスノシルバーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

11月14日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

3歳（2003年）

7月21日、約8か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1390m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で久保勇騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったダイマツマッハに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で久保勇騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で久保勇騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のボザールを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のダリア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で久保勇騎手（7戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

10月31日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず最後はツリービックマロンと並んで6着同着となった。

11月6日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は久保勇騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

4歳（2004年）

1月3日、中2週で迎えた15戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で久保勇騎手（10戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

2月5日、中4週で迎えた16戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で久保勇騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず最後はヤングサブと並んで9着同着となった。