メイプルブラームス（2005年生、母ディーエスメイドン）

Maple Brahms

2005.04.22

メイプルブラームス（2005年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時15歳）と交配したディーエスメイドンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上 悦夫。戦績は、地方14戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の2歳。

経歴

デビュー前

岡林光浩厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2007年）

11月15日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は534kg。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

12月4日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアーベストを半馬身振り切って初白星を挙げた。

12月27日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したナリショーオーナーにハナ差届かず2着に甘んじた。

3歳（2008年）

3月3日、中9週で迎えた4戦目は、3歳戦のベストレイン特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したジャイアンツゲットを差し切れず、3馬身差の2着となった。

4月1日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のナイスビット特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月25日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳戦の有りの実特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

10月5日、中0週で迎えた7戦目は、一般C2四五（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（6戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るラティアスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月18日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、一般C1四アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（8戦2勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

4歳（2009年）

1月1日、中2週で迎えた10戦目は、初日の出特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で左海誠二騎手（9戦2勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

1月6日、連闘で迎えた11戦目は、初鷹特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で左海誠二騎手（10戦2勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた12戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

6月22日、約4か月半の休み明けで迎えた13戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、足立区特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた14戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、ベゴニア特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。