ケイエスジョージ（1989年生、母レデイオブジヨージ）

ケイエスジョージ（1989年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のハギノカムイオー（当時10歳）と交配したレデイオブジヨージが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は宇野一男。戦績は、中央平地7戦0勝、地方21戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は1993年の一般B3イ。

経歴

デビュー前

吉田三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

3月28日、デビュー戦は中竹和也騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

5月2日、中4週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で中竹和也騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた3戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月14日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

7月4日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1700m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

9月16日、中7週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月23日、連闘で迎えた9戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターメンデスから半馬身差の2着となった。

10月3日、中0週で迎えた10戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマゼンフォードからクビ差の2着に甘んじた。

10月17日、中1週で迎えた11戦目は、4歳C2（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラポアンから半馬身差の2着となった。

11月8日、中2週で迎えた12戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、4歳C1ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアブクマテイオーに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月21日、中1週で迎えた13戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラポアンからハナ差の2着に惜敗した。

12月12日、中2週で迎えた14戦目は、4歳C1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1993年）

1月2日、中2週で迎えた15戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、5歳C1（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったファンドリハヤテから4馬身差の2着に敗北した。

4月10日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、一般C3ロ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のストリームエイカンをクビ差制して勝利を手に入れた。

4月29日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2ロ（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったカルストンジェットから3馬身差の2着に敗北した。

5月13日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月26日、中5週で迎えた19戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後はグリンヤードと並んで2着同着となった。

7月5日、連闘で迎えた20戦目は、一般C1（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（11戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカミラクルに1馬身の差をつけて制した。

9月18日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（12戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月25日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた23戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（13戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1イ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で酒井忍騎手（14戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で酒井忍騎手（15戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスパイグラスヒルから1馬身差の2着となった。

11月15日、中2週で迎えた26戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で酒井忍騎手（16戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で酒井忍騎手（17戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアヤノカガヤキに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

12月12日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で酒井忍騎手（18戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。