ヴァラドン（2005年生、母ジューンアナガリス）

ヴァラドン（2005年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時6歳）と交配したジューンアナガリスが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、地方35戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年のアタックチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、田中一彰によって420万円で落札された。

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

7月26日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったビービーダークライから1馬身差の2着に敗北した。

8月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマインカイザーから4馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニイカップビジンに5馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月12日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた5戦目は、川本裕達騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアンティルラストに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

10月23日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の別海町4H「べつかいの牛乳屋さん」特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

12月10日、中6週で迎えた7戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったミサトツヨシにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

3歳（2008年）

1月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の駿風スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

3月17日、中7週で迎えた11戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

9月4日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた14戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、市制50周年記念三田特別（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上A3二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

11月3日、中2週で迎えた16戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の楠賞（園田ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた17戦目は、兵庫の特産品特別（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた18戦目は、千種川特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた19戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

4歳（2009年）

1月1日、中1週で迎えた20戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、We Love Sweets ニューイヤ（園田ダート1700m 雨/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい12着に敗れた。

1月13日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上A3一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

1月22日、連闘で迎えた22戦目は、すいせん賞（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた23戦目は、中田貴士騎手を鞍上に迎えて、こんだ薬師温泉特別（園田ダート1400m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた24戦目は、岡田晴樹騎手を鞍上に迎えて、真心の酒・香住鶴杯（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、後続との差を5馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた25戦目は、豊岡市「たんたん温泉福寿の湯」特別（園田ダート1400m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡田晴樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた26戦目は、三菱電機オーロラビジョン特別（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で岡田晴樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた27戦目は、有馬温泉兵衛向陽閣特別（園田ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は中田貴士騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

4月28日、中5週で迎えた28戦目は、黄桜かっぱ特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡田晴樹騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

5月27日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1500m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は中田貴士騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた30戦目は、4歳以上B1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた31戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1230m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた32戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中田貴士騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

9月17日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた33戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中田貴士騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

10月20日、中4週で迎えた34戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中田貴士騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた35戦目は、上村勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。