パインアヤカ（1997年生、母クレアーズオピニオン）

パインアヤカ（1997年3月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時20歳）と交配したクレアーズオピニオンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。戦績は、中央平地28戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

岩城博俊厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月6日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

1月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

2月20日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた5戦目は、池田鉄平騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（4戦0勝）。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

6月18日、中5週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月30日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（7戦0勝）。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったタイキメビウスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月26日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山義行騎手（8戦0勝）。15頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山義行騎手（9戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジーガーコマンドをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

10月1日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の小野川湖特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

10月22日、中2週で迎えた13戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の土湯特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた14戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（10戦1勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

4歳（2001年）

3月31日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（11戦1勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は力尽きて15着に終わった。

4月29日、中3週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（12戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

6月17日、中6週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（13戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

7月7日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は池田鉄平騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

10月20日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた22戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた23戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではいいところがなく18着に終わった。

12月16日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小林久晃騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

5歳（2002年）

1月12日、中3週で迎えた25戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（14戦1勝）。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小林久晃騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた28戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。