ナムラオリンポス（1986年生、母チェスターバンバン）

ナムラオリンポス（1986年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のインターグシケン（当時11歳）と交配したチェスターバンバンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）一珍棒牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方17戦0勝。主な勝ち鞍は1989年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

7月17日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したユートサイクルを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

8月13日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

3歳（1989年）

3月25日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマドンナガールを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

4月8日、中1週で迎えた6戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神芝1600m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた7戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（京都芝1600m 外回り雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた8戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（京都芝2000m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた9戦目は、4歳400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小池隆生騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳400万下（阪神芝2000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳400万下（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は原田聖二騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた12戦目は、4歳400万下（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（2戦1勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

10月23日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた13戦目は、藤田正治騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田正治騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田正治騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（1990年）

1月1日、中5週で迎えた16戦目は、戸田謙治騎手を鞍上に迎えて、一般C1ニ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1ニ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸田謙治騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた18戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた19戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で仙道光男騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で仙道光男騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で仙道光男騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた25戦目は、北浦充騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北浦充騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北浦充騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月11日、中8週で迎えた28戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北浦充騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた29戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。