マドンナガール（1986年生、母マツノベルニナ）

経歴

デビュー前

2歳（1988年）

11月5日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたサンピューマ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月27日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増井裕騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

12月11日、中1週で迎えた4戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホクトジュネスに交わされて2馬身半差の2着となった。

3歳（1989年）

2月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

3月5日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、オンワードホープに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月25日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたナムラオリンポス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月8日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、4着に入った。

4月22日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、サンライズシーザーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5月7日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で土肥幸広騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で土肥幸広騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。