ノーザンチャンプ（1998年生、母ロマンチックワルツ）

ノーザンチャンプ（1998年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のパークリージエント（当時17歳）と交配したロマンチックワルツが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）勝川牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、中央障害9戦1勝、地方21戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

若松平厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2000年）

5月17日、デビュー戦は佐々木国明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月24日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、佐々木明美騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月21日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木明美騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木明美騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木明美騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木明美騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月15日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木明美騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に入った。

9月12日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（5戦0勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のサキノハマナスに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月9日、中1週で迎えた13戦目は、2歳オープンのフサイチコンコルド特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木国明騎手（6戦1勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（2001年）

1月16日、中9週で迎えた14戦目は、荒山勝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で荒山勝徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた16戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフリージア特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月28日、中3週で迎えた17戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したマツノヘイローを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦のキンポウゲ特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入った。

6月6日、中3週で迎えた20戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた21戦目は、3歳地方重賞の若潮盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

9月8日、中9週で迎えた22戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた23戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた24戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝2200m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったファヴォリにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

10月21日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（東京芝2300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下の蔵王特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴来直人騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた27戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下の長篠特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は鈴来直人騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

4歳（2002年）

4月28日、約4か月半の休養明けで迎えた29戦目は、4歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下の糸魚川特別（新潟芝2000m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴来直人騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では全く伸びず12着に敗れた。

12月1日、約7か月の休み明けで迎えた31戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2003年）

1月12日、中5週で迎えた32戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

1月25日、中1週で迎えた33戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

2月22日、中3週で迎えた34戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

3月15日、中2週で迎えた35戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入った。

4月6日、中2週で迎えた36戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月26日、中2週で迎えた37戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月31日、中4週で迎えた38戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のメジロブルームに2馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

8月2日、中8週で迎えた39戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。