ラグランダム（2008年生、母イグザンプルスター）

ラグランダム（2008年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「偉大な女性（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時12歳）と交配したイグザンプルスターが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）服部牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

7月10日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は452kg。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

8月21日、中3週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

10月24日、中8週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた5戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた6戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

3歳（2011年）

1月23日、中6週で迎えた7戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

3月6日、中5週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

4月17日、中5週で迎えた9戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

7月27日、中5週で迎えた12戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカーネリアンフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月28日、中4週で迎えた13戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月3日、中9週で馬体重を前走から36kg増やして迎えた14戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、東京ドーム賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

12月1日、中3週で迎えた15戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は達城龍次騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。