ワイルドフット（1990年生、母サンデースマイル）

Wild Foot

1990.04.05

ワイルドフット（1990年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時10歳）と交配したサンデースマイルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河小林牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未出走。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 11戦1勝 [1-3-1-6/11]
• 総賞金 国内: 1,917万円
• 生年月日: 1990年4月5日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 田中章博 栗東
• 馬主: 成子ミツエ
• 生産者: （有）浦河小林牧場
• 抹消情報: 中央抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 1馬身半

ベストレース

• レース名: 4歳未出走
• 日付/馬齢: 1993年4月24日/3歳
• コース: 新潟ダート1200m 右
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 3.4倍/2番人気
• 馬番/頭数: 3番/12頭
• 天候: 曇 22.2℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=12.3/ラスト=13.2
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 3-3
• 馬体重 増減: 448kg
• 騎手 斤量: 久保田英敬 55.0kg

血統

概要

母のサンデースマイルは中央1勝（京都ダ[1200m]）。祖母のクインリージは中央平地6戦0勝。曾祖母のハタノカオリは中央平地25戦3勝2着2回。父のラシアンルーブルは海外7戦2勝。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Bull Dog＝Sir Gallahad	6*6×7	3.9%
き	Sickle＝Pharamond	6*6×6*6	6.25%
き	Laughing Queen＝Pompey	7×7	1.56%
牡	Native Dancer	5×3	15.62%
牡	Princequillo	4×6	7.81%
牡	Nearco	5×6*7	5.46%
牡	Prince Rose	5×6*7	5.46%
牡	Mahmoud	6×6	3.12%
牡	Man o' War	6*7×7	3.12%
牡	Phalaris	7*7*7×7*7	3.9%
牡	Blenheim	7×7*7	2.34%
牡	Fair Play	7×7	1.56%
牡	Sweep	7×7	1.56%
牡	Prince Palatine	7×7	1.56%
牡S	Menow	5*5	6.25%
牡S	War Admiral	5*7	3.9%
牡S	Blue Larkspur	6*6	3.12%
牡S	Teddy	7*7*7	2.34%
牝	Alcibiades	6*6×7	3.9%
牝	Selene	7*7*7×7*7	3.9%
牝	Plucky Liege	7*7×7	2.34%
牝S	La Troienne	6*7	2.34%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Nijinsky 1967 （CAN）		Northern Dancer 1961 （CAN）	Nearctic	Nearco
				Lady Angela
			Natalma	Native Dancer
				Almahmoud
		Flaming Page 1959 （CAN）	Bull Page	Bull Lea
				Our Page
父 ラシアンルーブル 1980 （USA）			Flaring Top	Menow
				Flaming Top
		Buckpasser 1963 （USA）	Tom Fool	Menow
				Gaga
父の母 Squander 1974 （USA）			Busanda	War Admiral
				Businesslike
		Discipline 1962 （USA）	Princequillo	Prince Rose
				Cosquilla
			Lady Be Good	Better Self
				Past Eight
母の父 ダンサーズイメージ 1965 （USA）		Native Dancer 1950 （USA）	Polynesian	Unbreakable
				Black Polly
			Geisha	Discovery
				Miyako
		Noors Image 1953 （USA）	Noor	Nasrullah
				Queen of Baghdad
母 サンデースマイル 1985 （JPN）			Little Sphinx	Challenger
				Khara
		ロードリージ 1969 （USA）	Sir Gaylord	Turn-to
				Somethingroyal
母の母 クインリージ 1980 （JPN）			Attica	Mr. Trouble
				Athenia
		ハタノカオリ 1974 （JPN）	セダン	Prince Bio
				Staffa
			ミスニシキ	ヒンドスタン
				ミスハイクラス

血統分類

• サイアーライン: ニジンスキー系
• ファミリーナンバー: 6-a

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1995/02/11 京都	ダ1800m 良 晴	5歳以上500万下	ブレイジングレッド 0.8	5 / 9	1枠 1番	塩村克己	57kg	7.4	3人	2-2-4-4	39.4 / 37.6	444	-6
1995/01/29 京都	ダ1800m 良 晴	5歳以上500万下	ストーミーラン 0.0	2 / 16	8枠 16番	塩村克己	57kg	14.7	6人	2-2-1-1	39.0 / 36.7	450	+4
1995/01/05 京都	ダ1800m 重 晴	5歳以上500万下	バトントワラー 0.5	6 / 15	7枠 13番	塩村克己	57kg	7.2	4人	2-2-3-3	38.7 / 36.4	446	-2
1994/12/17 中京	ダ1700m 良 晴	4歳以上500万下	メイショウスパート 0.3	4 / 16	8枠 15番	塩村克己	57kg	5.0	2人	6-6-3-3	40.2 / 37.3	448	0
1994/12/04 中京	ダ1700m 良 晴	4歳以上500万下	エイシンチャレンジ 0.5	2 / 11	7枠 9番	塩村克己	57kg	1.7	1人	4-4-2-3	40.4 / 36.4	448	-8
1994/11/20 京都	ダ1800m 良 晴	4歳以上500万下	マチカネデカルト 0.3	4 / 12	1枠 1番	塩村克己	57kg	4.4	2人	2-2-2-2	38.3 / 36.8	456	0
1994/10/22 阪神	ダ1200m 稍 晴	4歳以上500万下	セフティクレイバー 1.2	5 / 10	7枠 7番	塩村克己	57kg	8.8	7人	4-4	38.8 / 35.6	456	0
1993/12/05 阪神	ダ1800m 良 晴	4歳以上500万下	プリマベラバンブー 0.4	2 / 9	2枠 2番	山田泰誠	55kg	6.4	2人	2-2-2-2	38.9 / 38.4	456	+12
1993/05/29 阪神	ダ1800m 良 晴	4歳500万下	アドマイヤボサツ 1.6	6 / 15	2枠 3番	山田泰誠	55kg	7.5	4人	10-9-8-8	39.1 / 38.4	444	-6
1993/05/16 東京	ダ1600m 稍 晴	4歳500万下	グランコアレス 0.3	3 / 12	6枠 7番	山田泰誠	55kg	9.5	4人	5-5	37.9 / 36.7	450	+2
1993/04/24 新潟	ダ1200m 良 曇	4歳未出走	(サマニベッピン) -0.2	1 / 12	3枠 3番	久保田英敬	55kg	3.4	2人	3-3	/ 36.1	448

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

田中章博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

4月24日、デビュー戦は久保田英敬騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るサマニベッピンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月16日、中2週で迎えた2戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

5月29日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

12月5日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったプリマベラバンブーにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1994年）

10月22日、約10か月半の休養明けで迎えた5戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

11月20日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったエイシンチャレンジに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塩村克己騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

5歳（1995年）

1月5日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で塩村克己騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で塩村克己騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ストーミーランにクビ差交わされて2着となった。

2月11日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で塩村克己騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。