ハイフレンドアトム（1996年生、母レイズアプランサー）

ハイフレンドアトム（1996年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のフオテイテン（当時12歳）と交配したレイズアプランサーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高澤俊雄。戦績は、地方17戦5勝2着2回。1998年の青雲賞(地方重賞)に勝利する活躍をした。その他にも重賞1勝を挙げた。

経歴

デビュー前

菅原幸志厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1998年）

6月21日、デビュー戦は小国博行騎手を鞍上に据えて、3歳A3（上山ダート1250m 晴/良）に出走。馬体重は435kg。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエノマルマドンナから約14馬身差の2着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた2戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の若葉賞（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月3日、中3週で迎えた3戦目は、3歳A2（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオサイチセンプーに約14馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳A1（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月29日、中5週で迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプラウドフットに4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

10月27日、中3週で迎えた6戦目は、2歳オープンの’98ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の青雲賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のケンチャムをクビ差振り切って3勝目を奪取した。

12月23日、中5週で迎えた8戦目は、2歳戦の胡蝶蘭特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のトゥインクルアローを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

3歳（1999年）

10月29日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のスターサファイア賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4歳（2000年）

6月8日、約7か月半の休み明けで迎えた10戦目は、小安和也騎手を鞍上に迎えて、ペガサス賞（大井ダート1800m 雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

5歳（2001年）

5月22日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、五十嵐恭平騎手を鞍上に迎えて、一般A1（上山ダート1800m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月3日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた12戦目は、パール特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた13戦目は、パール特別（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐恭平騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のフジラッキーボーイに3馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

7月17日、中3週で迎えた14戦目は、一般A（上山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐恭平騎手（2戦1勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた15戦目は、一般A1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐恭平騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6歳（2002年）

4月22日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、一般C5ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレーンズからハナ差の2着に甘んじた。

6月3日、中5週で迎えた17戦目は、一般C5（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。