アイビートユー（1993年生、母アイシャドー）

経歴

デビュー前

3歳（1996年）

6月15日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

9月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエプソムゲッターに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月21日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリキアイシラヌイを交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて2勝目を獲得した。

10月20日、中3週で迎えた4戦目は、ハンデG3のカブトヤマ記念（新潟芝1800m 曇/稍重）に48kgの軽斤量で出走。芝レース、重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（2戦2勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず13着に終わった。

4歳（1997年）

6月21日、約8か月の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサンエムショウリに2馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月19日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下の長万部特別（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田面木博公騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田面木博公騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

8月31日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下の白樺賞（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田面木博公騎手（7戦3勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月2日、中8週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田面木博公騎手（8戦3勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で田面木博公騎手（9戦3勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の霞ケ浦特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で田面木博公騎手（10戦3勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

5歳（1998年）

1月5日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で田面木博公騎手（11戦3勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた14戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1800m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた15戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のラインケーティングをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

2月21日、中3週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

6月21日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた18戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の駒ケ岳特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は田面木博公騎手（12戦3勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のTVh賞（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（13戦3勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下の妙高特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（14戦3勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。