イノデザイヤ（2014年生、母ミスアイーカメ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山際牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、井上久光によって302.4万円で落札された。

3歳（2017年）

3月19日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

7月1日、中9週で迎えた4戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

7月22日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい16着に終わった。

8月29日、中4週で馬体重を前走から28kg戻して迎えた6戦目は、3歳戦のフォーチュネイトききょう特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

10月15日、中6週で迎えた7戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十三（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフォーエバースカイに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた10戦目は、年末御礼!第1回よしだゆうじ杯（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、キャノンショットに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で葛山晃平騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオーミカンタービレに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月22日、中1週で迎えた12戦目は、きらめきクリスマス特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で葛山晃平騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のピーチェスに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

4歳（2018年）

4月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた13戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

9月6日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた14戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、マルチサンド特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

10月23日、中6週で迎えた15戦目は、ザク金沢出陣記念（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（6戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、ミスターエックスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ラストマイアに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中1週で迎えた17戦目は、うらら白山人どんじゃら市（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したアンシンカブルに3/4馬身届かず2着に敗北した。

12月4日、中1週で迎えた18戦目は、食の工芸を楽しむ特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で葛山晃平騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったメイショウフレイヤに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。

12月18日、中1週で迎えた19戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般B2七（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ドリームバンバンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月25日、連闘で迎えた20戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサードアイに約12馬身の大差をつけて圧倒的人気に応えた。

5歳（2019年）

1月24日、中3週で迎えた21戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のグラスレグナムに2馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

2月4日、中1週で迎えた22戦目は、こぶし特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。