ウォーターボンボン（2018年生、母ウォータープリプリ）

ウォーターボンボン（2018年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+良い所の子供」。毛色は鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時15歳）と交配したウォータープリプリが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2022年の七里の渡し特別(一般C1)。

経歴

デビュー前

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

9月13日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

11月15日、中8週で迎えた2戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3歳（2021年）

2月13日、中9週で迎えた4戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた6戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた7戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

6月20日、中7週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったエマージングロールに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月26日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったオーホンブリックに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

7月25日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月14日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた11戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菱田裕二騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菱田裕二騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

11月5日、中9週で迎えた13戦目は、友森翔太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タカラジマに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2022年）

1月6日、中8週で迎えた14戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で友森翔太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のユキプロスパーに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月21日、中1週で迎えた15戦目は、七里の渡し特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で友森翔太郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカフジヴィオレッタに5馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

3月2日、中5週で迎えた16戦目は、南陽大橋賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で友森翔太郎騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、最後はエベレストテソーロと並んで3着同着となった。

3月10日、連闘で迎えた17戦目は、土古ファイナルまであと1日（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で友森翔太郎騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

4月22日、中5週で迎えた18戦目は、春にんじん賞（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で友森翔太郎騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5歳（2023年）

2月15日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた19戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた20戦目は、松本潤三退職記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。