ストロベリーローズ（2011年生、母セイントリースカウト）

ストロベリーローズ（2011年5月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「苺とバラ」。毛色は栗毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時11歳）と交配したセイントリースカウトが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）下屋敷牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方39戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下屋敷牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、下屋敷牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、古賀禎彦によって210万円で落札された。

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

11月2日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

3歳（2014年）

1月5日、中3週で迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた5戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

2月26日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の梅見月賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったコスモドガに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

3月23日、中3週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

6月21日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

7月27日、中4週で迎えた9戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

8月29日、中4週で馬体重を前走から31kg増やして迎えた10戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の円葵ちゃん誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったベストアスリートに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のシューベルトを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

10月14日、中2週で迎えた12戦目は、横川怜央騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

10月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横川怜央騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた14戦目は、オッズパーク杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横川怜央騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったジャズコンボに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月27日、中1週で迎えた15戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C13 16（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では稟性の闘志でゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

12月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた17戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4歳（2015年）

1月9日、連闘で迎えた18戦目は、一般C15 18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では、そのまま強靭な粘り腰で持ち堪えて先頭を奪い、最後は2着のトモノジュンに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

2月5日、中1週で迎えた20戦目は、寒椿特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた21戦目は、一般C11（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤友則騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月16日、中0週で迎えた22戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤友則騎手（7戦1勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり3着に敗れた。

4月3日、中2週で迎えた23戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

4月17日、中1週で迎えた24戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ラタンペットロゼに交わされて2馬身差の2着となった。

4月27日、中0週で迎えた25戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（9戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るピラミッドパブロを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って3勝目を収める

5月14日、中1週で迎えた26戦目は、夏木立特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（10戦2勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた27戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメドウスラヴに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月4日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた28戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（11戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったベルグラスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（12戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい5着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた31戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（13戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた32戦目は、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（14戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた33戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた34戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた35戦目は、伸治・智子来場記念（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で千田洋騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで踏ん張ったが、ゴールドトレジャーに交わされて5馬身差の2着となった。

10月13日、中3週で迎えた36戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田洋騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた37戦目は、山下雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた38戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下雅之騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた39戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、キバナアマ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた40戦目は、シュクル&ブーケ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

5歳（2016年）

1月11日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた42戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

1月27日、連闘で迎えた43戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は西森将司騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた44戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は松木大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

2月10日、連闘で迎えた45戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた46戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西森将司騎手（4戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

2月24日、連闘で迎えた47戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。