コスモドガ（2011年生、母プリマダンサー）

コスモドガ（2011年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋バレエを題材にした画家名より」。毛色は栃栗毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時12歳）と交配したプリマダンサーが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地7戦0勝2着2回、地方22戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の梅見月賞。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

12月1日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は494kg。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ポケットエースに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

12月15日、中1週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったヴァンデミエールにねじ伏せられてアタマ差の2着に甘んじた。

3歳（2014年）

1月11日、中3週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月26日、中6週で迎えた4戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の梅見月賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のストロベリーローズに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月15日、中1週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた6戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に敗れた。

4月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

7月20日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

8月27日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1三四五（大井ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

9月18日、中2週で迎えた10戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

10月23日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、文の京いちょう賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた13戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた14戦目は、杉並ナンバー交付記念賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた15戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4歳（2015年）

1月2日、中1週で迎えた16戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、12th ゴールデンホース賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた17戦目は、ロウバイ賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた18戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた19戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、猫柳賞（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

2月16日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、白加賀賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3月4日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた21戦目は、雷光賞（川崎ダート900m 晴/不良）に出走。鞍上は山中悠希騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

3月11日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山中悠希騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

4月5日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 雨/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のナイスクオリアに5馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

4月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のカイトウショウジョに8馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月27日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、レオナビゲートに交わされて4馬身差の2着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた26戦目は、盛岡のお米「純米めん」賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のアロハエコモマイに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月11日、連闘で迎えた27戦目は、ホワイトマーベル（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦3勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ヤマニンロゴスに交わされて2馬身差の2着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた28戦目は、新緑賞（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上忍騎手（5戦3勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のコスモケリアを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

5月31日、連闘で迎えた29戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上忍騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。