パワーマーベラス（2007年生、母ラブアフェクション）

パワーマーベラス（2007年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時15歳）と交配したラブアフェクションが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八島夕起子。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

10月17日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた2戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

12月6日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤士津八騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

3歳（2010年）

1月13日、中4週で迎えた4戦目は、3歳戦のベストブーツ特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤士津八騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

2月19日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた7戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の美容師!高橋一晃!大賞典（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったマースキッスに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

3月31日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は持原大志騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメタヤージュに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。