スプリングラッキー（2005年生、母ラッキームーラン）

スプリングラッキー（2005年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のアラムシャー（当時5歳）と交配したラッキームーランが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）須崎牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害3戦0勝、地方15戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年のヒヤデス特別(C2-1)。

経歴

デビュー前

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

1月19日、デビュー戦は五十嵐雄祐騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

4月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダイヤモンドフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったベルモントヤマユリに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

7月1日、中7週で迎えた4戦目は、3歳戦のツインベスト特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のデネブ特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウラスターから3/4馬身差の2着となった。

8月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のヒヤデス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で勝浦正樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のダーティーマネーに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月9日、中4週で迎えた7戦目は、セプテンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で勝浦正樹騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、2着となった。

10月1日、中2週で迎えた8戦目は、オクトーバースター賞（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で勝浦正樹騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

10月20日、中2週で迎えた9戦目は、シリウス賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で勝浦正樹騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

4歳（2009年）

5月2日、約6か月半の休み明けで迎えた10戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた11戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた12戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた13戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた14戦目は、アルファルド特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

9月19日、中5週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた16戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、オパールスター賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた17戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、三石川特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

11月7日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

5歳（2010年）

1月10日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた19戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。12着に敗れた。

2月14日、中4週で迎えた20戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月20日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月29日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、加賀毛針特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた23戦目は、加賀提灯特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月20日、連闘で迎えた24戦目は、能登松波人形キリコ特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のコアレスビーチをハナ差振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

8月1日、中1週で迎えた25戦目は、野々市じょんからまつり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた26戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、黒島天領祭特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。