ダイアモンドキリコ（2000年生、母ダイアモンドレイ）

ダイアモンドキリコ（2000年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のサンキリコ（当時15歳）と交配したダイアモンドレイが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、地方22戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年の3歳以上C4-1。

経歴

デビュー前

松田正弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

5月11日、デビュー戦は竹之下智昭騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は512kg。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

6月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月10日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のポラリス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹之下智昭騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスリートシチーからクビ差の2着に甘んじた。

9月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のマイヤ特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹之下智昭騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかつら特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエーエスターンシーからクビ差の2着に甘んじた。

11月24日、中6週で迎えた9戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C8-1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレディハヤテに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月16日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコパノアッカダーマに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2004年）

1月3日、中2週で迎えた11戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、モールタイキスターに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

1月13日、中0週で迎えた12戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、モールタイキスターに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中8週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた14戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、ガーベラ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

8月4日、中4週で迎えた16戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、ミザール特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は竹之下智昭騎手（6戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

9月25日、中4週で迎えた18戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹之下智昭騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

11月27日、中8週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた19戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアヴァンツァーレに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月12日、中1週で迎えた20戦目は、初霜特別（高知ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた21戦目は、元旦特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（2戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた22戦目は、破魔弓特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼンノブレイブからハナ差の2着に甘んじた。

1月22日、中1週で迎えた23戦目は、エイシンドーサンメモリアル特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で上田将司騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で上田将司騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターマジックに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月12日、連闘で迎えた25戦目は、一般B C（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で上田将司騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月26日、中1週で迎えた26戦目は、残雪特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で上田将司騎手（7戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた27戦目は、古川文貴騎手を鞍上に迎えて、中山穂夢ちゃん1歳お誕生日特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた28戦目は、鳥待月特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は上田将司騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた29戦目は、ついにお披露目泰英澄子婚礼特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上田将司騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた30戦目は、ほととぎす特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で上田将司騎手（10戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

6月12日、中5週で迎えた31戦目は、ダンディー記念特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で上田将司騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい8着に終わった。