ウインホイッスル（2011年生、母ダンスインザロッチ）
Win Whistle
2011.05.06
ウインホイッスル（2011年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時26歳）と交配したダンスインザロッチが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）北島牧場。戦績は、地方38戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の2歳(牝)。
経歴
デビュー前
井上弘之厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2013年）
11月25日、デビュー戦は有年淳騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は451kg。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。
12月28日、中4週で迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のマッティナータに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
3歳（2014年）
1月24日、中3週で迎えた3戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、5着に終わった。
5月15日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のカミカザリに1馬身3/4の差をつけて2勝目を手にした。
6月27日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したベストポジションを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。
7月31日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のSPAT4プレミアムポイント賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露したが、5着に終わった。
8月26日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のやまゆり特別（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。
9月30日、中4週で迎えた8戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のクイーンスマイルをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。
11月26日、中7週で迎えた9戦目は、水彩都市・江東特別（大井ダート1600m 内回り 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。
12月29日、中4週で迎えた10戦目は、グッドラック特別（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。
4歳（2015年）
4月22日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、一般B3四 C1四（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦1勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。
5月20日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。
6月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。
6月25日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は有年淳騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。
7月29日、中4週で迎えた15戦目は、アメリカンアンバサダーカップ（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（8戦1勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、伸びてきたマイネアクアマリン決め手に屈してクビ差の2着となった。
8月26日、中3週で迎えた16戦目は、一般C1六七八（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったシングンムサシにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。
9月16日、中2週で迎えた17戦目は、江東湾岸賞（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（10戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。
10月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1三四五（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（11戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。
5歳（2016年）
1月11日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は有年淳騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。
2月8日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2三四五（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。
2月22日、中1週で迎えた21戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。
3月14日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2四五六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
4月5日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。
4月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島正太郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。
5月16日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は有年淳騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。
6月6日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は川島正太郎騎手（4戦0勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。
6月27日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた27戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は有年淳騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
8月1日、中4週で迎えた28戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では不撓の闘志で渋太く粘り続けて先頭をうかがい、最後は2着のマロンブーケをハナ差振り切って久々に勝利を挙げた。
9月1日、中3週で迎えた29戦目は、いて座特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。
9月21日、中2週で迎えた30戦目は、オフトひたちなか賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。
10月10日、中2週で迎えた31戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。
10月28日、中2週で迎えた32戦目は、よりどりみどり練馬賞（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は有年淳騎手（8戦1勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。
11月16日、中2週で迎えた33戦目は、グリーンチャンネルカップ（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は瀬川将輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。
12月29日、中5週で迎えた34戦目は、節季特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は有年淳騎手（9戦1勝）。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。
6歳（2017年）
1月23日、中3週で迎えた35戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は瀬川将輝騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。
2月14日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。
3月7日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で瀬川将輝騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。
3月22日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で瀬川将輝騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。