ディリットハーバー（2001年生、母インヴォケイション）

ディリットハーバー（2001年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時14歳）と交配したインヴォケイションが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）山本牧場。戦績は、地方17戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の3歳F22。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山本牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

上田伸夫厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2003年）

7月16日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したステイスズランを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

8月14日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

8月28日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、2歳T1（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた4戦目は、2歳T1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

3歳（2004年）

1月21日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、文原学騎手を鞍上に迎えて、3歳F23（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳F23（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で文原学騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた7戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳F23（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

3月2日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳F31（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったブラックファイターにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

3月16日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F22（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月14日、中3週で迎えた10戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳F23（園田ダート1400m 小雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F22（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシャインモーションに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月20日、中2週で迎えた12戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた13戦目は、3歳F13（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は文原学騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月1日、中1週で迎えた14戦目は、3歳F13（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で文原学騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた15戦目は、3歳F21（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた16戦目は、3歳F13（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は文原学騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって5着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上C8-1（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。