ステイスズラン（2001年生、母オギサバンナ）

ステイスズラン（2001年2月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋すずらん」。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時13歳）と交配したオギサバンナが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は松田憲一。戦績は、中央平地1戦0勝、地方28戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

清水正人厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2003年）

7月16日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のディリットハーバーに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月15日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

9月18日、中4週で迎えた3戦目は、2歳T1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

10月29日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、清水貴行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のプリンスリートロフィー（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

11月12日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた5戦目は、2歳T1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で清水貴行騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

3歳（2004年）

1月8日、中7週で迎えた6戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、3歳T2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた7戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F11（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は保利良平騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F11（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フォーカスハスラーに交わされて1馬身半差の2着となった。

3月25日、連闘で迎えた12戦目は、3歳T2（姫路ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた13戦目は、青山裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳F11（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた14戦目は、3歳T2（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青山裕一騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた15戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳T2（園田ダート1700m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

6月3日、中3週で迎えた16戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月17日、中1週で迎えた17戦目は、3歳T2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた18戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて最後はロードオブクイーンと並んで9着同着となった。

7月18日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦1勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

4歳（2005年）

5月18日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた20戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C9-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニッポーバッケンに2馬身半の差をつけて休み明け初戦を制した。

6月2日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C6-2（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C6-3（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プリンセスミノリーに交わされて7馬身差の2着となった。

6月29日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C5-2（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小牧毅騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のピスカリチャレンジに3馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

7月19日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧毅騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルバーエースに2馬身半の差をつけて4勝目をゲットした。

8月2日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上B3-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧毅騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリキアイダンディに3馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。

8月16日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上B2-2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小牧毅騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のベルフィギュールをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

10月26日、中9週で迎えた27戦目は、3歳以上A3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小牧毅騎手（7戦5勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上A3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小牧毅騎手（8戦5勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

12月15日、中4週で迎えた29戦目は、ラジオ関西558賞（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。