リキアイダンディ（2001年生、母ストップザネバー）

リキアイダンディ（2001年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ダンディー」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時7歳）と交配したストップザネバーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地22戦4勝2着1回、地方18戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の水路閣特別(1000万下)。

経歴

デビュー前

若松平厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2004年）

10月26日、デビュー戦は亀井洋司騎手を鞍上に据えて、一般D4-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた2戦目は、一般D4-6（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2005年）

1月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシルヴィレッタを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

2月9日、中1週で迎えた4戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6-2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、チャウスに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月17日、中4週で迎えた5戦目は、4歳以上C7-3（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャープブローを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

3月30日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C6-2（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

4月27日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上C7-2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた8戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C8-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C7-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゲームアディクトに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C5-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のウイングアーガスに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月22日、中2週で迎えた11戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサクラコンコルドをクビ差振り切って4勝目を手に入れた。

7月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上B3-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上B3-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したステイスズランを捕まえ切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

8月15日、中1週で迎えた15戦目は、生月特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた16戦目は、龍野赤とんぼ特別（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた17戦目は、エーデルささゆり特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたニシノダカーポ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

5歳（2006年）

1月14日、約4か月の休養明けで迎えた18戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

2月23日、中5週で迎えた19戦目は、フェブラリースター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた20戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた21戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のマイネルグロッソに1馬身半の差をつけて5勝目を獲得した。

5月6日、中1週で迎えた22戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の米山特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のスズヨバクシンオーに2馬身の差をつけて制した。

5月21日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月8日、中6週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下の塩屋埼特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のコスモルビーに4馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

8月20日、中5週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の札幌スポニチ賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（3戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

6歳（2007年）

12月23日、約16か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のハッピーエンドカップ（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

7歳（2008年）

1月19日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上1000万下の花見小路特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

2月24日、中4週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の甲斐駒特別（東京芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい14着に終わった。

3月30日、中4週で迎えた29戦目は、4歳以上1000万下の千葉日報杯（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

4月27日、中3週で迎えた30戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の福島中央テレビ杯（福島芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

6月21日、中7週で迎えた31戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のさくらんぼ特別（福島芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は横山義行騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

7月13日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上1000万下の尾瀬特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月9日、中3週で迎えた33戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の立待岬特別（函館芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したミレニアムカースルに3/4馬身届かず2着となった。

10月5日、中7週で迎えた34戦目は、3歳以上1000万下のSTV賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた35戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の河北新報杯（福島芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は横山義行騎手（6戦0勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた36戦目は、3歳以上1000万下のみちのく特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

12月27日、中4週で迎えた37戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の中京日経賞（中京芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

8歳（2009年）

2月1日、中4週で迎えた38戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の水路閣特別（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のメイショウカーターを半馬身振り切って久々に勝ち星を挙げた。

9歳（2010年）

1月17日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた39戦目は、4歳以上1600万下のサンライズステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

3月21日、中8週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた40戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のトリトンステークス（中京芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。最後は減速してしまい18着に終わった。