マイネルトルネード（2007年生、母マイネフューチャー）

マイネルトルネード（2007年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋竜巻」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時15歳）と交配したマイネフューチャーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）坂本牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方19戦2勝2着7回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C2 16。

経歴

デビュー前

当歳のとき、坂本牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場され、ビッグレッドファームによって525万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,300万円（13万×100口）で一口馬主が募集された。

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

6月20日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

3歳（2010年）

4月10日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5月9日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

6月20日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月17日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、井野君29歳最終特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したスキマチェリーを差し切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた7戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネギュゼルを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

8月21日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた9戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3-6（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は上田将司騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた11戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月25日、連闘で迎えた12戦目は、騎手交流第十六戦（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったマイネギュゼルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月3日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、リワードシャンヴルに交わされて1馬身差の2着となった。

10月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

10月24日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3ニ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったリワードシャンヴルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月29日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で西川敏弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた17戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は別府真衣騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったギャンブルレーサーに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

12月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4歳（2011年）

1月2日、中2週で迎えた20戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 18（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

1月22日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、勝ったエアモンラッシェに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月6日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシゲルウジサトに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月26日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったトシザノンリーに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月10日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、清水裕一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。