トナミホーザン（1983年生、母アサヒレデイ）

Tonami Hozan

1983.06.01

トナミホーザン（1983年6月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のボールドラツド（当時21歳）と交配したアサヒレデイが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）北英牧場。戦績は、中央平地15戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1987年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

久恒久夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

6月7日、デビュー戦は4歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。鞍上は木藤隆行騎手。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

6月29日、4歳未勝利（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、ヤマニンアピールに3/4馬身交わされて2着となった。

7月6日、4歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木藤隆行騎手。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、リーガルシンセイに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月19日、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木藤隆行騎手。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のラッキープレゼントに1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにした。

7月27日、4歳以上400万下の釧路特別（札幌ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木藤隆行騎手。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

8月9日、4歳以上400万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は森勝義騎手。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

8月24日、4歳以上400万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は木藤隆行騎手。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

9月7日、4歳以上400万下（函館ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

9月21日、4歳以上400万下（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は津曲浩二騎手。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

11月8日、牝馬限定の4歳以上400万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は木藤隆行騎手。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月29日、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月14日、牝馬限定の4歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木藤隆行騎手。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

4歳（1987年）

1月6日、5歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木藤隆行騎手。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく16着に敗れた。

2月7日、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木藤隆行騎手。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のイブキエレガンスをクビ差振り切って勝利を手にした。

2月22日、ハンデ戦で5歳以上900万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で木藤隆行騎手。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。先手を奪い、リードを2馬身以上キープして、平均的なペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。