シルクフィラメント（2001年生、母ミスピーチ）

シルクフィラメント（2001年5月31日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋繊維」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時16歳）と交配したミスピーチが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は堤牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C1-2。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,300万円（4.6万×500口）で一口馬主が募集された。

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

9月25日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

11月25日、中8週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた3戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

4歳（2005年）

4月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた4戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

4月20日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた6戦目は、原一貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

5月11日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で原一貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

5月25日、中1週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた8戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で原一貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイシノドラゴンに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で原一貴騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で原一貴騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したホリノリバースを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

7月20日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg絞って迎えた12戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた13戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。