テイエムナイスガイ（2006年生、母ハッピースキャット）

テイエムナイスガイ（2006年2月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋愉快な男」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時6歳）と交配したハッピースキャットが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方11戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の一般C19。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

11月22日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた2戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

3歳（2009年）

2月8日、中7週で迎えた3戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを18番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず17着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

3月29日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中健騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

6月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田中健騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（5戦0勝）。18頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

8月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず12着に終わった。

9月26日、中4週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた12戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月14日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた13戦目は、一般C22（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルカブトヤマに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月4日、中2週で迎えた14戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセルリアンラリックからアタマ差の2着に甘んじた。

11月26日、中2週で迎えた15戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた16戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた17戦目は、ふみべー特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルミタケから1馬身差の2着に敗北した。

12月29日、連闘で迎えた18戦目は、一般C19（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（3戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のハクコウリョウに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2010年）

1月20日、中2週で迎えた19戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月9日、中2週で迎えた20戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、ウインタージョッキーズ（第1戦）（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた21戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた22戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C16（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。