トップクライマー（2004年生、母エリモアメジスト）

トップクライマー（2004年4月1日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「頂点を目指して登るように」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時20歳）と交配したエリモアメジストが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害5戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

7月9日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

11月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた3戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた4戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

3歳（2007年）

6月10日、約6か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月16日、中4週で迎えた6戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で黒岩悠騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で黒岩悠騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月13日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で黒岩悠騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルアンツークをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

4歳（2008年）

3月1日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で黒岩悠騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で黒岩悠騎手（6戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。