セイバイラック（2021年生、母コズミックレイズ）

Sei by Luck

2021.02.02

セイバイラック（2021年2月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアメリカンペイトリオット（当時8歳）と交配したコズミックレイズが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡池田町、生産者は高橋 直人。2023年の若鮎賞(M3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、髙橋直人から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

佐々木由則厩舎（岩手）へ入厩。

2歳（2023年）

7月2日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は453kg。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったカリフィアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた2戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳M3の若鮎賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたユウユウププリエ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

9月17日、中6週で迎えた3戦目は、2歳M1のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクルトゥルンに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳M1のプリンセスカップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦の太夫黒特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた8戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、2歳M3の寒菊賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、レッドオパールに交わされて3馬身差の2着となった。

12月30日、中2週で迎えた9戦目は、2歳M2の金杯（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、リトルカリッジに交わされて1馬身半差の2着となった。

3歳（2024年）

3月10日、中9週で迎えた10戦目は、3歳戦の奥州弥生賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は村上忍騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳M2のあやめ賞（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳M1の日高賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。