カリフィア（2021年生、母アンフレシェ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、小島牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、門別牧場によって396万円で落札された。2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、岩手県馬主会によって1,760万円で落札された。

櫻田康二厩舎（岩手）へ入厩。

2歳（2023年）

7月2日、デビュー戦は山本政聡騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は454kg。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のセイバイラックに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、ミヤギヴァリアントに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、2歳M1のネクストスター盛岡（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月29日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定2歳M1のプリンセスカップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

12月12日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の阿久利黒特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のオフビートに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3歳（2024年）

3月24日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、牝馬限定3歳M2のあやめ賞（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山本政聡騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、ミヤギシリウスに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月21日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳M1の日高賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山本政聡騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。