ミヤギヴァリアント（2021年生、母ナトゥーラ）

Miyagi Valiant

2021.02.21

ミヤギヴァリアント（2021年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のモーニン（当時9歳）と交配したナトゥーラが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は道見牧場。主な勝ち鞍は2023年のファーストステップ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、道見牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、鈴木雅俊によって1,320万円で落札された。

菅原勲厩舎（岩手）へ入厩。

2歳（2023年）

6月18日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 曇/稍重）に出走。馬体重は469kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタカマキスリーに約10馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

7月18日、中3週で迎えた2戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフジユージーンに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中8週で迎えた3戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカリフィアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

10月15日、中3週で迎えた4戦目は、2歳M2の若駒賞（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミヤギシリウスに約10馬身の大差をつけて断然人気に応えた。