アイリーンテーラー（2020年生、母リンネ）

アイリーンテーラー（2020年2月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女性名より+冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時7歳）と交配したリンネが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2023年の浜町商店街ボディケア治Osamu3周年(一般C2八九)。

経歴

デビュー前

2歳のとき、下河辺牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、中西浩一によって1,375万円で落札された。

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月9日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は492kg。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月26日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

12月17日、中2週で迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 雨/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

3歳（2023年）

4月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

4月29日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

6月18日、中6週で迎えた7戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は減速してしまい14着に終わった。

8月26日、中9週で迎えた8戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月25日、中8週で迎えた9戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

12月1日、中4週で迎えた10戦目は、浜町商店街ボディケア治Osamu3周年（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアラベスクパンシェを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月18日、中1週で迎えた11戦目は、馬い!八丈島完熟レモン発売記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

4歳（2024年）

1月15日、中3週で迎えた12戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、馬い!淡路玉ねぎを食べてな（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

3月4日、中3週で迎えた14戦目は、タンポポダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、最後はクレウーサと並んで3着同着となった。

3月28日、中2週で迎えた15戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で篠谷葵騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた16戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。