セブンメイクハピー（2020年生、母ウインガイア）

セブンメイクハピー（2020年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+幸せを作る」。毛色は鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時11歳）と交配したウインガイアが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は上水牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方5戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

奥村武厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

11月26日、デビュー戦はG.ブノワ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、4着に入った。

3歳（2023年）

1月9日、中5週で迎えた2戦目は、T.バシュロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

3月5日、中7週で迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

4月2日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月20日、中6週で迎えた5戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出し、3着に入った。

7月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったダノンヒューマに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続でM.デムーロ騎手（5戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続でM.デムーロ騎手（6戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月3日、連闘で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続でM.デムーロ騎手（7戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4歳（2024年）

8月18日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、相賀勝さん還暦記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた13戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興応援杯（57）（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた14戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、能登半島地震復興応援杯（61）（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた15戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、天然の好漁場海の幸金沢賞特別編成（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はラマジと並んで2着同着となった。

10月15日、中1週で迎えた16戦目は、能登半島地震復興応援杯（70）（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、タイクーンに3/4馬身交わされて2着となった。

11月12日、中3週で迎えた17戦目は、下山武徳生誕記念杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島龍也騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。