マイオンリースター（1989年生、母ハマナスⅡ）

マイオンリースター（1989年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンテースト（当時18歳）と交配したハマナスⅡが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地34戦2勝2着5回、中央障害4戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1993年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

松山吉三郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

8月4日、デビュー戦は郷原洋行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 曇/不良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず3着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋行騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のナナヒカリをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

12月21日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で郷原洋行騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

3歳（1992年）

1月26日、中4週で迎えた5戦目は、4歳500万下の黒竹賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋行騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下の春菜賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋行騎手（5戦1勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

7月5日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、竹原啓二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のあさがお賞（福島芝1700m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は郷原洋行騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

9月5日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上500万下の仁山特別（函館芝1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

11月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の犬山特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた11戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したスネークホークを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。

12月26日、中1週で迎えた12戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、サクセスヒエンに半馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（1993年）

1月23日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は郷原洋行騎手（8戦1勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったタヤスジュピターにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

4月24日、中9週で迎えた15戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

5月9日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のカリスタテイオーに4馬身の差をつけて順当に勝利した。

7月17日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は竹原啓二騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた20戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入った。

8月21日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の北洋特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の横津岳特別（函館芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の十和田湖特別（函館芝1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

5歳（1994年）

1月30日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、5歳以上500万下の紫川特別（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったヒサノゴーランに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた26戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。

4月10日、中5週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、伸びてきたカシマダイリン決め手に屈してアタマ差の2着となった。

4月23日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋司騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

6月11日、中4週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷原洋司騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で郷原洋司騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で郷原洋司騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月17日、連闘で迎えた33戦目は、4歳以上500万下の釧路特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で郷原洋司騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた34戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で郷原洋司騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

6歳（1995年）

6月24日、約10か月半の休養明けで迎えた35戦目は、臼井武騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったバウンティハンターから2馬身半差の2着となった。

7月8日、中1週で迎えた36戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で臼井武騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンパレートレディからハナ差の2着に甘んじた。

7月23日、中1週で迎えた37戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のピーコックブルーに約10馬身の大差をつけて1番人気に応えた。

7歳（1996年）

1月28日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた38戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。