サントラップ（1994年生、母ベラサントス）

サントラップ（1994年4月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリドヘイム（当時12歳）と交配したベラサントスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）高橋農場。戦績は、中央平地28戦3勝2着2回、中央障害3戦0勝、地方16戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の相川特別(500万下)。

経歴

デビュー前

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

3月23日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3月30日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のホッカイプラトンに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の若鮎賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた5戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた6戦目は、原昌久騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のグラジオラス賞（福島芝1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で原昌久騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で18番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原昌久騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は2着のサークルメモリーに3馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

4歳（1998年）

5月9日、約9か月の休養明けで迎えた9戦目は、5歳以上900万下の朝日岳特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた10戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の大日岳特別（新潟芝1200m 外回り雨/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月13日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の賢島特別（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた12戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の道新スポーツ杯（函館芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したテレマティークにクビ差届かず2着となった。

7月19日、中2週で迎えた13戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の石打特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したモンレーブにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月9日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の相川特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では圧倒的な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のベルグエイシに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。

8月22日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の月岡特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

9月12日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上900万下の初風特別（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

5歳（1999年）

2月14日、約5か月の休養明けで迎えた17戦目は、5歳以上900万下の中京スポーツ杯（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた18戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の房総特別（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下の勝浦特別（中山芝1200m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた20戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の千葉日報杯（中山芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下の高尾特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた23戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた24戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の函館日刊スポーツ杯（函館芝1200m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月24日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上900万下のNST賞（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（4戦0勝）。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、6着に終わった。

8月14日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下の羊ヶ丘特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた27戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の藻岩山特別（札幌芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず12着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上900万下のSTV賞（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

6歳（2000年）

3月19日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた30戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月22日、中2週で迎えた31戦目は、菊池憲太騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2950m 晴）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月14日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、パールオープン（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた33戦目は、あじさい特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた34戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の名港盃（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月27日、中4週で迎えた35戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

9月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、トルマリンオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた37戦目は、ハナノキ特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた38戦目は、キンモクセイ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月15日、中2週で迎えた39戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、トパーズオープン（名古屋ダート1900m 雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた40戦目は、さざんか特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7歳（2001年）

1月2日、中4週で迎えた41戦目は、ハンデ地方重賞の新春グランプリ（中京(地)ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた42戦目は、ガーネットオープン（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山田崇史騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた43戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、紅梅特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた44戦目は、うぐいす特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山田崇史騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月21日、中3週で迎えた45戦目は、アザレア特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田崇史騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた46戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田崇史騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた47戦目は、けやき特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田崇史騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。