エーエスターンシー（2000年生、母インフルヴユー）

エーエスターンシー（2000年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母母名から連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のホークアタック（当時8歳）と交配したインフルヴユーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方11戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年のフレッシュチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

4月10日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったインティメットから1馬身差の2着となった。

4月17日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のゲンチョウに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月13日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、2歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（2003年）

7月23日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに24kg増やして迎えた4戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた5戦目は、一般D1-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったモモイロバンブーからクビ差の2着に甘んじた。

8月31日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斉藤正弘騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で斉藤正弘騎手（6戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

9月23日、中0週で迎えた8戦目は、平松特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で斉藤正弘騎手（7戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後はセイシンコデマリと並んで2着同着となった。

10月8日、中1週で迎えた9戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかつら特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイアモンドキリコをクビ差制して久方ぶりに勝利を挙げた。

10月21日、中1週で迎えた10戦目は、JA富川ルシナ特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月22日、中8週で迎えた11戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の駒牽特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月26日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のワンダーローレルに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

2月20日、中3週で迎えた13戦目は、百穴湖特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のアイシーシャドウを3/4馬身振り切って4勝目をマークした。