リーピンスイーパー（2002年生、母リープ）

リーピンスイーパー（2002年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名より＋父名より」。毛色は栗毛。種牡馬のエンドスウィープ（当時11歳）と交配したリープが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地13戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の栂尾特別(1000万下)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、白井民平から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

ユニオンオーナーズクラブにて総額2,625万円（5.25万×500口）で一口馬主が募集された。

長浜博之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

2月20日、デビュー戦は長谷川浩大騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は446kg。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のソウルサバイヴァーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

3月20日、中3週で迎えた2戦目は、3歳500万下の雪割草特別（阪神芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた3戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入った。

4月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮し、4着に入った。

5月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋守騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮し、4着に入った。

6月11日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下のインディアトロフィー（中京ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で石橋守騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

12月3日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石橋守騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして突き抜け、最後は2着のダイショウリュウに3馬身の差をつけて久しぶりの一戦を物にした。

12月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石橋守騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

4歳（2006年）

1月5日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石橋守騎手（6戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のカリスマサンキセキを半馬身振り切って3勝目を獲得した。

1月15日、中0週で迎えた10戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下のジャニュアリーステークス（中山ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月28日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の名古屋城ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の五条坂特別（京都ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は石橋守騎手（7戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したトシザヘネシーを差し切れず、5馬身差の2着に敗北した。

7月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の栂尾特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（8戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のリードオフマンを半馬身振り切って4勝目を挙げた。