ソウルサバイヴァー（2002年生、母バイリンガル）

ソウルサバイヴァー（2002年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「一人生き残った者」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時9歳）と交配したバイリンガルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土居牧場。戦績は、中央平地17戦3勝2着7回。主な勝ち鞍は2006年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

2月20日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は492kg。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したリーピンスイーパーを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

3月6日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したハギノフェリックスを差し切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月20日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、4着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったラパルースベイに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で太宰啓介騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったフィールドルージュに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で太宰啓介騎手（6戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマルタカテンビーに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

6月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で太宰啓介騎手（7戦1勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

4歳（2006年）

3月4日、約8か月半の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で太宰啓介騎手（8戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入った。

3月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で太宰啓介騎手（9戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったニッシンテーストにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

4月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で太宰啓介騎手（10戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったテイエムヘネシーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月7日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で太宰啓介騎手（11戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のハードオブプレイに3馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

5月27日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で太宰啓介騎手（12戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったビッグクラウンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6月17日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は14戦連続で太宰啓介騎手（13戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマルブツフジを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

7月2日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上1000万下の糺の森特別（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で太宰啓介騎手（14戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の響灘特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は16戦連続で太宰啓介騎手（15戦3勝）。15頭立ての1番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月9日、中5週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の大須特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で太宰啓介騎手（16戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。