ラインミーティア（2010年生、母アラマサフェアリー）

ラインミーティア（2010年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋流星」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時9歳）と交配したアラマサフェアリーが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）アラキファーム。戦績は、中央平地42戦5勝2着4回。2017年のセントウルステークス(G2)で2着に入った他、2017年のアイビスサマーダッシュ(G3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

2歳のとき、アラキファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、大澤繁昌によって682.5万円で落札された。

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月29日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったハンサムザムライにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

9月2日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したクリノタカラチャンを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

9月29日、中3週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、別次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のアルマダクロスに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

11月18日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳500万下のからまつ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた6戦目は、2歳500万下の冬桜賞（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2013年）

1月19日、中3週で迎えた7戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のなずな賞（中京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のカシノピカチュウを3/4馬身振り切って制した。

3月16日、中7週で迎えた8戦目は、3歳G3のファルコンステークス（中京芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦1勝）。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた9戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのマーガレットステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月2日、中8週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の由比ヶ浜特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（3戦1勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。最後は勢いを失って13着に敗れた。

7月14日、中5週で迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の知多特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

11月3日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上1000万下（京都芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（2戦1勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

4歳（2014年）

6月7日、約7か月の休み明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上500万下の国分寺特別（東京芝1400m 雨/不良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦0勝）。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下の長万部特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の郡山特別（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（4戦1勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

7月26日、連闘で迎えた16戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の種市特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のラパージュを3/4馬身振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

5歳（2015年）

2月22日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた17戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

4月5日、中5週で迎えた18戦目は、4歳以上1000万下の千葉日報杯（中山芝1200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

4月26日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上1000万下の福島中央テレビ杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

5月23日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上1000万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦1勝）。18頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず15着に敗れた。

8月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、3歳以上1000万下の驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月17日、中9週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた22戦目は、3歳以上1000万下の飛翼特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月13日、中7週で迎えた23戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のチバテレ杯（中山芝1200m 外回り小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

6歳（2016年）

2月13日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は的場勇人騎手（3戦0勝）。17頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

4月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg絞って迎えた25戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

5月7日、連闘で迎えた26戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の駿風ステークス（新潟芝1000m 晴/重）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリンセスムーンから1馬身1/4差の2着となった。

8月7日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、3歳以上1000万下の驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦1勝）。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月27日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた28戦目は、3歳以上1600万下の稲妻ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月22日、中7週で迎えた29戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の飛翼特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。4着に入った。

10月30日、連闘で迎えた30戦目は、ルミエールオータムダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

12月25日、中7週で迎えた31戦目は、3歳以上1000万下のハッピーエンドカップ（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

7歳（2017年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の房総特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4月29日、中6週で迎えた33戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。最後は、2着のグラミスキャッスルをハナ差制して久々に白星を挙げた。

5月6日、連闘で迎えた34戦目は、4歳以上1600万下の駿風ステークス（新潟芝1000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に入った。

5月21日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦でオープンの韋駄天ステークス（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月30日、中9週で迎えた36戦目は、G3のアイビスサマーダッシュ（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。最後は、2着のフィドゥーシアをクビ差制して重賞ウィナーの称号をつかんだ。

9月10日、中5週で迎えた37戦目は、G2のセントウルステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西田雄一郎騎手（4戦2勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したファインニードルを差し切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月1日、中2週で迎えた38戦目は、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で西田雄一郎騎手（5戦2勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

8歳（2018年）

1月28日、約4か月の休養明けで迎えた39戦目は、ハンデG3のシルクロードステークス（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で西田雄一郎騎手（6戦2勝）。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では伸びあぐねて18着に終わった。

3月3日、中4週で迎えた40戦目は、G3のオーシャンステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で西田雄一郎騎手（7戦2勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた41戦目は、G1の高松宮記念（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西田雄一郎騎手（8戦2勝）。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

5月20日、中7週で迎えた42戦目は、ハンデ戦でオープンの韋駄天ステークス（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で西田雄一郎騎手（9戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。8着に敗れた。