グレイドショウリ（1989年生、母ユキノローズ）

グレイドショウリ（1989年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。1992年にNARグランプリサラブレッド年度代表馬を受賞した。毛色は青鹿毛。種牡馬のモガミ（当時13歳）と交配したユキノローズが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）鎌田牧場。戦績は、中央障害5戦1勝2着2回、地方23戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は1992年の東京ダービー。

経歴

デビュー前

大山二三夫厩舎（小林）へ入厩。

2歳（1991年）

10月22日、デビュー戦は山崎尋美騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は497kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のカネショウホーマに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の嵯峨菊特別（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎尋美騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。12着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の黄菊特別（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎尋美騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月20日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のシクラメン特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎尋美騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のカツノエースに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

3歳（1992年）

1月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のゴールデンステッキ賞（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎尋美騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイキゴージャスから1馬身差の2着となった。

2月5日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎尋美騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシワズプリンセスから6馬身差の2着となった。

3月23日、中6週で迎えた7戦目は、3歳戦の雲取賞（大井ダート1700m 雪/良）に出走。鞍上は7戦連続で山崎尋美騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイキゴージャスから半馬身差の2着に敗北した。

4月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で山崎尋美騎手（7戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。最後は、勝ったカシワズプリンセスから1馬身半差の2着に敗北した。

5月13日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山崎尋美騎手（8戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた10戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 曇/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のナイキゴージャスに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月30日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、東京盃（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。最後は、勝ったナイキゴージャスから2馬身差の2着となった。

10月19日、中2週で迎えた12戦目は、グランドチャンピオン（大井ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の東京王冠賞（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノムテキに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月29日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、東京大賞典（大井ダート2800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったドラールオウカンからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（1993年）

2月11日、中5週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、川崎記念（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月12日、中8週で迎えた16戦目は、帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月17日、中8週で迎えた17戦目は、大井記念（大井ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1994年）

12月21日、約18か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、イヤーエンド賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（8戦2勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクセスロードからアタマ差の2着に甘んじた。

6歳（1995年）

1月4日、中1週で迎えた19戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、東京シティ盃（大井ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

3月6日、中8週で迎えた20戦目は、金盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月13日、中4週で迎えた21戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月24日、中5週で迎えた22戦目は、マイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた23戦目は、大井記念（大井ダート2600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。15着に終わった。

12月9日、約5か月半の休み明けで迎えた24戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったエステージュピターから1馬身3/4差の2着に敗北した。

7歳（1996年）

12月1日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったフライトスズカから2馬身半差の2着に敗れた。

8歳（1997年）

1月18日、中6週で迎えた26戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は田中剛騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月9日、中2週で迎えた27戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のプログラムに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月23日、中1週で迎えた28戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。