マルブンシルバー（1996年生、母サクラハルカ）

マルブンシルバー（1996年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のテンパレートシル（当時12歳）と交配したサクラハルカが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は原光彦。戦績は、中央平地3戦0勝、地方17戦2勝。1999年のペガサスカップ(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

桑原義光厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

8月18日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のホテイーグロリに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月22日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月29日、中7週で迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のつわぶき賞（中京芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンの中京3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

3歳（1999年）

1月1日、中1週で迎えた6戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のペガサスカップ（中京(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のナックステージに2馬身半の差をつけて優勝

6月27日、約6か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳900万下のゆうすげステークス（阪神芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

8月3日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた10戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月7日、連闘で迎えた11戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月15日、中9週で迎えた12戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた13戦目は、福岡登騎手を鞍上に迎えて、一般C1九（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1五イ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福岡登騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月24日、中0週で迎えた15戦目は、ハンデ戦のホワイトクリスマス賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福岡登騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月28日、連闘で迎えた16戦目は、一般C1六（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福岡登騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

4歳（2000年）

2月14日、中6週で迎えた17戦目は、一般C2一二（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で福岡登騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月3日、中6週で迎えた18戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

6月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた19戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、金峰山特別（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。