ナックステージ（1996年生、母ワールドマドンナ）
Nac Stage
1996.03.11
ナックステージ（1996年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時12歳）と交配したワールドマドンナが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中川 哲也。戦績は、中央平地13戦0勝、中央障害2戦0勝、地方27戦15勝2着5回。1999年のキングに勝利した他、1999年のペガサスカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
野島三喜雄厩舎（名古屋）へ入厩。
2歳（1998年）
10月29日、デビュー戦は藤原良一騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイスワンダーから2馬身差の2着となった。
11月17日、中2週で迎えた2戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンビースターからハナ差の2着に甘んじた。
12月1日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のベガスベガスに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月13日、中1週で迎えた4戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリティーバーバラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて勝利をモノにする
3歳（1999年）
1月1日、中2週で迎えた5戦目は、3歳地方重賞のペガサスカップ（中京(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルブンシルバーから2馬身半差の2着に敗北した。
2月24日、中7週で迎えた6戦目は、3歳オープンの梅花特別（P）（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。
3月22日、中3週で迎えた7戦目は、4歳（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンゲントウショウから2馬身差の2着に敗北した。
9月8日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、4歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスリーロッチオーから2馬身半差の2着に敗北した。
9月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳オープンのキング（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスマイルマドンナに2馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。
11月21日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルカコマンダーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。
12月12日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のシンワナンバーワンを半馬身振り切って優勝
4歳（2000年）
5月22日、約5か月半の休み明けで迎えた12戦目は、ライラック特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤原良一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（2001年）
1月14日、約8か月の休み明けで迎えた13戦目は、カトレア特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクアンタレスに半馬身の差をつけて休養明けの一戦を制した。
1月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のグッドリバーに半馬身の差をつけて勝利をモノにする
2月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマルタカチカラに4馬身の差をつけて優勝
2月27日、中1週で迎えた16戦目は、トサミズキ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（4戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。
3月20日、中2週で迎えた17戦目は、こぶし特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で児島真二騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のベルベットキングに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする
4月10日、中2週で迎えた18戦目は、名古屋チャレンジカップ ネプチューン賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で児島真二騎手（6戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で児島真二騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のベルベットキングに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月22日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、紅バラ特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で児島真二騎手（8戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオグリマツカゼに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
6月11日、中2週で迎えた21戦目は、ガーベラ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で児島真二騎手（9戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のユウイチホマレをクビ差制して勝利数を12に伸ばす
7月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、天の川特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で児島真二騎手（10戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツハミングをアタマ差制して破竹の4連勝を決めた。
7月25日、中2週で迎えた23戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、揖斐峡特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロードアルコに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
9月2日、中5週で迎えた24戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の白山特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く17着に敗れた。
9月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の葛飾特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、4着に入った。
10月7日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた26戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。
12月9日、中8週で迎えた27戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。
6歳（2002年）
1月19日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の筑前特別（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。
2月9日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下の鳥栖特別（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。
3月24日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた30戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。
7歳（2003年）
1月25日、約10か月の休養明けで迎えた31戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。
3月10日、中5週で迎えた32戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、マーチ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月29日、中2週で迎えた33戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。
4月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、名古屋チャレンジカップ ジュピター賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は児島真二騎手（11戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月13日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた35戦目は、名古屋チャレンジカップ マーキュリー賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（12戦9勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒデノショーリに1馬身半の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。
6月21日、中5週で迎えた36戦目は、3歳以上1000万下のTVh杯（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤直人騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。
7月6日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の恵山特別（函館ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。
7月19日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上1000万下の津軽海峡特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤直人騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。
8月4日、中1週で迎えた39戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 小雨/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。
8歳（2004年）
1月24日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から27kg増やして迎えた40戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。
2月21日、中3週で迎えた41戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。
3月13日、中2週で迎えた42戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の隅田川特別（中山芝1200m 外回り 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。