グランドサン（1999年生、母Key Witness）

経歴

デビュー前

2歳（2001年）

6月10日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は518kg。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したサンヴァレーを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

6月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮戦したが、スターエルドラードに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月1日、連闘で迎えた3戦目は、2歳新馬（函館芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

8月11日、中5週で迎えた4戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオタケビを圧倒的な末脚で半馬身差し切って未勝利戦を制した。

8月18日、連闘で迎えた5戦目は、2歳500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフェスティバルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中3週で迎えた6戦目は、2歳500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のレッドアドミラルに1馬身1/4の差をつけて断トツの支持に応えた。

9月23日、連闘で迎えた7戦目は、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（3戦2勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

10月27日、中4週で迎えた8戦目は、2歳オープンのもみじステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田康彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

11月28日、中4週で迎えた9戦目は、2歳G3の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で安田康彦騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンのシクラメンステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安田康彦騎手（6戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

3歳（2002年）

1月27日、中5週で迎えた11戦目は、3歳オープンのバイオレットステークス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で安田康彦騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

2月17日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

8月25日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、3歳以上1000万下の白鳥大橋特別（札幌ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1000万下のサロマ湖特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（8戦2勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた15戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の藤森特別（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は安田康彦騎手（9戦2勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（10戦2勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

12月14日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上1000万下の高砂特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（11戦2勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（12戦2勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。