ビービースパート（2018年生、母クラリン）

B B Spurt

2018.04.27

ビービースパート（2018年4月27日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+全速力」。毛色は栗毛。種牡馬のレッドスパーダ（当時12歳）と交配したクラリンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。主な勝ち鞍は2022年の一般C22。

経歴

デビュー前

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

6月26日、デビュー戦は木幡巧也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

4歳（2022年）

2月14日、約8か月の休養明けで迎えた2戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、フォルティウスに交わされて6馬身差の2着となった。

2月28日、中1週で迎えた3戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリンガスムーンに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月11日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジェットセッターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は7馬身の差をつけて優勝

4月21日、中0週で迎えた5戦目は、山崎川特別（名古屋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた6戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るウーヴァラーラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。