ブルーベル（1995年生、母アイウイッツネス）

ブルーベル（1995年5月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時6歳）と交配したアイウイッツネスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）荻伏牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害1戦0勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は1999年の門別川特別(一般C D1)。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにて総額1,200万円（12万×100口）で一口馬主が募集された。

伊藤修司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

7月12日、デビュー戦は藤井正輝騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

7月22日、中0週で迎えた2戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップメロン賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で藤井正輝騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤井正輝騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップマスカット賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤井正輝騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

10月22日、中5週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の中島公園特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のクラシンコーに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、黒潮盃（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月22日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた8戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

4歳（1999年）

4月24日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた10戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、門別川特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のホウヨウダンサーに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

6月6日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。